深刻化する資源環境問題の解決を目指して循環型社会の形成が目指されており、その中でメンテナンスの概念の再構築が求められている。ここでは、循環型社会におけるメンテナンスの役割を明確にするとともに、そのような役割を果たすために必要なメンテナンス管理のあり方を、基本メンテナンス計画、メンテナンスデータ管理、運転とメンテナンスの統合の観点から論じる。第I部では、なぜ今メンテナンスにおいて新潮流が現れているのかを、循環型社会形式の必要性との関連で論じる。第II部では、そのような新たなメンテナンス概念のもとで、どのようなメンテナンス管理が求められているのかを述べる。
<出典元 プラントエンジニア誌2006年11月号>