乱読のすすめ(4)「極北」<フリッチョフ・ナンセン著 加納一郎訳・中公文庫>

こんにちは! 長澤です。
  ホッキョクグマが絶滅の危機に瀕しているそうです。温暖化で北極の氷が少なくなっているのが原因とか。
  本書は、19世紀に北極点に最接近する探検をした探検記です。興味深いのは、100年以上も前の探検家がいかに科学的に自然をとらえ、大自然に負けない準備を心がけたかということです。ナンセンは、氷の圧力にも負けない丈夫な船をつくり、北へと向かいます。冬が来ると船は氷に閉ざされ身動きができなくなりますが、そのまま氷とともに海流にのって北極点を目指すという斬新な作戦です。ところが、船は氷の力で沈没、脱出したメンバーは自力で北極点を目指します。そしてとうとう…。ちょっと書きすぎました。